ブレッサン / スキオッペッティーノ・2015
スキオッペッティーノはリボッラ ネーラとも呼ばれフリウリで古くから栽培されてきた伝統品種で、ウーディネの東にあるアルバーナ城で発見された1282年に書かれた文献の中でその存在を確認できる。フリウリの一部の地域のみで栽培されており、育成の難しさとともに醸造によってワインのポテンシャルを最大限に引き出すことが困難で、すべてを失うリスクを造り手に負わせる黒ブドウとして恐れられている。
成熟度合いを見極め、やや過熟の状態で収穫しソフトにプレスされたブドウは、井戸水で温度を調節しつつマセレーションを行い、タンクを移し替える作業を何度か行いながら約1ヶ月間醗酵させる。再度澱引きをして一度ステンレスタンクで休ませた後、2000リットルの樫の大樽にてシュール リー状態で約12か月間熟成。異なる樽に入っていたワインは、一度ステンレスタンクで合わせ2~3か月間休ませてから瓶詰め、瓶内でもしばらく熟成されリリースされる。
イタリア・フリウリ 赤 スキオッペッティーノ
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