ルーカス・クラウス ／ ランチヴァイン・ローザ・２０２３
５０％を全房ダイレクトプレス。５０％をセミマセラシオンカルボニック。５０％をステンレス、５０％を古オーク樽で発酵。樹齢５から25年。ローザにしては濃いめの色調。ザクロの様な果実感。
この10年、実直に畑作りを進め有機栽培の環境を整えて来たドイツナチュール業界の先駆者。おじいさんが畜産と共に葡萄畑を持っていた事から、1984年にお父さんがワイナリーを設立。ルーカスは2004年・１６歳の頃から研修を受け、2012年からお父さんのワイナリーで働き、有機農業への転換、2017年にビオ認証を取得。畑には６匹の小さな羊がいて、土を柔らかくし、要らない物を食べるなどの仕事をしてくれます。土には葡萄の搾りかすや、剪定した枝、馬の糞を混ぜて作ったコンポストをまき、土の乾燥を防ぐと共に微生物を呼び込みます。
彼のエントリーラインに当たるランチヴァインは飼っている豚の品種に由来していて、不必要な薬剤は投与せず、適切に育てられた豚だけが優れた肉となる様に、ワインも同じだと語り、SO２は全て無添加です。羊・豚だけでなく、鶏・虫など様々な生物と共に生きる彼の日常がランチヴァインのラベルには描かれています。
ドイツ・ファルツ ロゼ ドルンフェンダー・ヘロルドレーベ主体（他：ピノノワール・ピノムニエ・ポルトギーザー）
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