broc cellars / Chenin Blanc Shell Creek Vineyard 2017

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ブロックセラーズ シュナンブラン シェルクリーク ヴィンヤード2017

昨今のネオクラシカル派にはシュナンブラン選科の注目生産者も現れる。クリスブロックウェイもそれを手掛ける一人だが、ここでも目の付け所の違いを感じさせる。
アカシアや春の白い花々、パイナップルの香りから、口中では鉱物や塩気の風味。MLF100%+ノンフィルターならではの旨みが閉じ込められており、舌の上でも旨みを堪能させてくれる。
圧搾果汁をオーストリア製の大樽(500L)と年落ち小樽を併用のうえ発酵し、後に自然の流れに任せたMLFに移る。(マロラクティック発酵100%) 熟成は9ヶ月間を古樽で過ごし無濾過で瓶詰。

この豊かなテクスチャーを生み出す要因の一つが「この辺りならでは」のテロワール。
北カリフォルニアの畑と契約が多いブロックセラーズであるが、こちらは南カリフォルニア。
海洋性石灰岩が広がるパソロブレスの産出にあって、シュナンブランを選ぶところがなんとも心憎い。

【産地/畑】ターリー(ナパ)やベッドロック(ソノマ)を始め、北カリフォルニアの有能生産者が果実を求める例も少なくないパソロブレスAVA。ナパヴァレーではハイジバレットから醸造を任される地位まで上り詰めながらもそのポストを捨て、(ナパには重ならぬ)環境に魅了され当地に移り住む醸造家もいる。
その要因の一つがパソに多く残る古木の存在であり、加えてクジラの化石が出る畑もある特異な土壌組成。特に後者は、ボルドー右岸やローヌ等フランスから進出した造り手達の目にも魅力のあるものとして映る。
「シェル=貝殻や甲殻類の甲羅/クリーク=小川」が意味するように、当該ワインの為となる畑もまた、表土の砂礫下には石灰質が厚く層を成す。
その所在は、石灰岩が堆積する崖の下から続くなだらかなスロープ。1800年代から続く第六世代にあたり、現在の葡萄は1972年より植樹。果実を供する先には、オーボンクリマのジムクレンデネン(サンタマリア)、ヒッチングポスト(サンタバーバラ)、デヴィッドブルース(サンタクルーズ・マウンテンズ)といったように、当地以外のワイン生産者が多い。過去には、ソノマのベンジガー(加州のビオ先駆者)が、シェルクリーク産100%のワインをもってして、仏・パリで開催された世界規模の品評会で最優秀賞に選ばれている。(1989年)

【パソロブレス・ハイランズAVA】カリフォルニアを南北に貫く「ワンオーワン」ことR101号線。その通りを境として、パソの産地特性は東西に大別される。加えて南北に伸びる山並みの切れ間から海風が吹き込む所もあるなどして、かねてより広大であり続けた「一つの」パソロブレスAVAは、各処の固有性から産地呼称に細分化を図り、2013年に11のサブAVAが承認された。シェルクリークが属する辺りはパソロブレス・ハイランズAVAと称され、R101の東側(内陸側)に位置する。海寄りに比べ温暖な気候区分にある為、一般的に果実は早目の成熟を迎え糖度が増す傾向にある。但しシェルクリークではシュナンブランの鮮度ある香味を大切に、収穫に際しては糖度22brixを目安としている。(ソノマの大半よりも低い) コストのかかる第三者認証を得てはいないが、栽培手法は正味のオーガニック。(有機栽培)

【「味付け」を加えぬミニマリストのワイン造り】ブロックセラーズの醸造設備はいずれも必要最小限。「自然を尊ぶことで葡萄は自らが語り掛けてくれる。」として、現代設備がの使用は皆無に等しい。また、ボジョレー・ヌーボーの例で知られるマセラシオン・カルボニックをガメイ以外の品種にも採用するなど、溢れんばかりの独創性も併せ持つ。収穫された葡萄は除梗を経ずに発酵槽に入れ、発酵スタートは自発的に、自然の酵母活動に託される。その進行に長ける培養酵母と異なり、土着の天然酵母に委ねる発酵とは、途中で発酵が進まぬリスクを伴う中、あくまでも自然の流れに逆らわない。もしもそれが途中で止まってしまった時は発酵再開を気長に待つか、それでも発酵が進まぬ場合であっても、原則として培養酵母には頼らない。故に、残糖度を高くしたままの瓶詰めを余儀なくされる時もあるが、瓶内発酵があり得るとしても酸化防止剤は添加しない。


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