ファットリア・アル・フィオーレ / ロサート・2023・ビス・リパッソ
このワインは、2015 年に目黒浩敬が初めて仕込んだワインの一つ、Rosato2015をイメージして仕込んでおります。Bis は、イタリア語で「アンコール」という意味。 その名のとおり沢山の方のアンコールがあったための復刻です。ラベルもまた初年度 の FAF シリーズのラベルをベースに制作しております。2015 年、2020 年、2023 年、現在まで含めて 3 ヴィンテージしか仕込めていない希少なワインです。 毎年異なる気象条件下で、同じワインを仕込むことは不可能ですが、毎年自然に従い、その年 なりにワインを仕込める面白さがあることも事実です。 ワインとしては、ロザリオビアンコやネオマスといった生食用の葡萄がベースになっ ておりますが、ご縁あって色づきの淡いカベルネ・ソーヴィニオンも一部譲り受ける ことになったため、ダイレクトプレスにてブラン・ド・ノワールで仕込んだものも混 ぜております。そうして仕込まれた白ワインに、高畠町の大野農園さんのぶどうで仕 込む、トップキュベの Rosso や大野フィールドブレンドの搾りかすを、5 日間浸漬(リ パッソという北イタリアでアマローネの搾りかすなどを使用して醸造する技術)させ て、奥行きやボリュームをプラスさせております。爽やかな白ワインという域には留まらない、いろんな花の香りや複雑味も含めて楽しんで頂ければ幸いです。 【 ご注意ください 】 このワインの特徴を最大限に引き出すべく、乳酸発酵が終わる間際に瓶詰めしている ため、若干ですが、舌の上でピリピリとしたガス感を狙って仕込んでおります。 そのため、スパークリングまでとはいきませんが、コルクが少しだけ浮く可能性もご ざいます。異常ではありませんので、安心して開栓してください。 ◯味わい :若いアプリコット、ブラッドオレンジ、クコの実、ピンクペッパー ◯シーン :お気に入りのレストラン、キャンプのおとも ◯温度帯 :10~15°C ◯グラス :リースリングの先のすぼんだグラス ◯お料理 :白身のお肉、もみじおろし、山椒など青い香りのもの 中華料理全般 ◯飲み頃 :今~2028 年 ◯飲みきり:抜栓から 3 日ほど 日本・宮城 ロゼ ロザリオビアンコ54%、ネオマスカット31%、カベルネソーヴィニヨン15% |