レモーレビアンケ ランゲネッビオーロ ネビウリン２０２１
ネッビオーロ100％ ステンレスタンクにて発酵。彼のワインの中で唯一木樽を使わないワインです。熟成はセメントと一部アンフォラを使用。マロラクティック発酵時に極少量の亜硫酸を添加します。長期熟成タイプでは無く、若いうちに楽しめる様に仕込んだネッビオーロです。2021年は昨年以上にとても滑らかで、リリースを遅らせた事も相まってタンニンがとても柔らかさを放ち始めています。非常にきれいな果実味と程よく支える程度の酸の伸びが心地よく、旨味がジワジワ広がるタイプのネッビオーロです。毎年のことながら、若いうちから楽しめるワインではありますが、非常にポテンシャルが高いワインだなと感じています。長期熟成にも耐えうるバランスと力強さを内に秘めた素晴らしいワインです。ボトル差や開栓時の状況により、多少の固さを感じる事もありますが、そのような場合は、余裕があれば１～２週間放置する事も、このネビウリンを美味しく楽しんで頂く、一つの有効手段です。アフターの苦みも、肉の旨味と良く合いますし、乳製品との相性も抜群のイメージが沸々と沸いてきます。
イタリア 赤
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