マルコ・フォン / ヴィトフスカ
イタリア北東部、トリエステへ向かう細長いカルソ地区のすぐ裏手、スロヴェニア国境超えて2km入った所にマルコ・フォンさんの カンティーナはあります。このエリアは地下に鍾乳洞があるように、水捌けがよく(よすぎるので水不足になりやすい。)、ボーラとい う冷たく強い季節風の影響をほぼ一年中受ける、農業には大変厳しい土地柄です。しかし何世代にもわたりフォン家はこの地で 農業を営んできました。マルコさんは若い頃は法律を志した聡明な方で、笑顔が素敵な、物腰の柔らかな人です。自然を愛し、 葡萄を愛し、この土地を愛しています。畑は森や林に囲まれ、このあたり全体が古き良きヨーロッパの農業の形態が残っています。 16ヶ所に分かれた葡萄畑を合計3.5ha持ち、生産量は7000本~8000本、とても少ない収量です。彼は白葡萄の樹をshe(彼女)、赤葡萄を he(彼)と親しみをこめて呼びます。一本一本に語りかけ、我が子のように育てているのです。葡萄の樹の間隔は広く、ところどころに果樹が植わってい る畑もあります。色々な植物が植えられているのが良い結果をもたらし、葡萄の樹のストレスが少ない事が、ワインの飲み心地に表れています。 スロベニア オレンジ ヴィトフスカ |
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