メイガンマ / ロッソ・セコンド
ステンレスタンクにて発酵、マセレーションを10日間行います。タンクの移し替えの際に大まかな澱を取り除き、古い大樽で半年間寝かせます。2019年は入荷したての状態から非常に素晴らしかったのですが、やはり数日経過すると豆が出てくる状態でした。今回の2020年は今のところ、開栓1週間経過しても豆のニュアンスは一切ありません。全体を構成するのはやはりハーブと薬草。畑の香りです。旨味の出方が繊細でアルコールも上品で、余韻も綺麗に長いです。年々すごく良くなってきているのが解ります。樹齢もすこしずつ古くなることで、ワインに奥ゆきを与えていますし、カンノナウという品種のポテンシャルを改めて感じて頂ける2020年のロッソセコンドです。熟成させても面白いのですが、若々しいうちにある程度楽しんで頂きたいなぁと思うワインです。アルコールも高めだし、タンニンもしっかりとあるのですが、やはりメイガンマらしい薬草・ハーブの清涼感が心地よい気分にしてくれます。素晴らしいワインですので、是非よろしくお願いいたします。
イタリア サルディーニャ 赤 カンノナウ
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