メイガンマ ／ ヴィノ・ビアンコ・２０２２
2013年～2016年にかけて彼らが植樹した、まだ若い白ブドウをブレンドして醸した2021 年初リリースのワインです。醸造は至ってシンプルで、数時間のマセレーションを行いステンレスタンクにて発酵。澱と共にステンレスタンクにて半年間熟成させボトリングを行います。2021年は、ボトル内で酵母が動き、フリッツァンテとして日本に到着しました。
今回の2022年は、ガスは無く、完全なスティルの白ワインになります。香りにはモスカートとマルヴァジアの芳醇な香りを感じ、メイガンマ特有のハーブの香りも良い具合に混じります。昨年は、ガスの効果もあり、非常にスッキリと若々しい果実味の印象でしたが、比較的暑いヴィンテージとなった今回は、まろやかで芳醇な印象の果実味です。味わいの広がり、余韻の複雑さも、樹齢が古いワインにさほど遜色ない、ポテンシャルを感じます。余韻に残る塩味は、やはりメイガンマらしい個性で、4つの葡萄の各々の個性が、今後の熟成によってもっとまとまりを見せた時、更に美味しくなる事を容易に想像させてくれます。開栓から4～5日経過しても豆のニュアンスも一切ありませんので、まだまだ暑さが残りそうな9月10月に、グラスワインで是非お使いいただきたいワインです。
イタリア・サルデーニャ 白 ヌラグス＆モスカート＆ヴェルメンティーノ＆マルヴァジア
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