日本割当84本!まだ、誰も知らない希少ワイン。
以下、日仏商事さん資料より
完熟したソーヴィニョンブランの濃密なエキス感。特有の青味は感じず、とろっとした酒質。
ロワールのソーヴィヨンにとっては前代未聞ともいうべき非常に珍しい片岩質の岩の土壌にて、ブドウの栽培は自然の摂理に則し手作業で行い、ブドウの病気などに対してはトクサ、スギナ、カモミール、ヤナギ、タンポポ、シダなどを用いた煎じ薬で対処する。
キュヴェ名は、ロワール史上前代未聞の土壌に植えられたソーヴィニョンの樹の境遇と、1954年に宇宙船スプートニク2号に乗せられ世界で初めて宇宙に出て地球軌道を周回し素晴らしくも恐ろしい運命を辿った
メス犬ライカの境遇を重ね合わせ名づけたもの。
『ライカ』
皆様はこの名前をご存知でしょうか?
ライカ犬。
まだ人類が宇宙に大きな夢と希望を持っていた時代に、このライカ犬の”クドリャフカ”は誰よりも先に宇宙に飛び立った生命となりました。
まだ冷戦時代にあったアメリカと旧ソ連。
人類の進歩と国の名誉の為旧ソ連の造ったロケットに乗せられ、その恐ろしさも知らず宇宙へと旅立たされたのです。
勿論この実験に関わった人達は”クドリャフカ”の生還を信じている人はいませんでした。
そしてその運命の日は来ました。
1957年11月3日
秒速6キロ!とんでもないGが”クドリャフカ”を襲いました。
しかし奇跡が起こります。
軌道に乗ったロケットの中で彼女は生きていたのです!!
このニュースに世界中は驚愕しました。
そして生命は無重力の中でも生存できることが実証されました。
しかしその時は突然訪れます。
ロケット内部に故障が起こり船内温度が15度から40度に上昇しました。
最初は暴れる彼女の動きがデータとして送られていましたが1時間半後にはぱったりと送られて来なくなりました。
すなわちそれは彼女の死を意味していました。
その後この実験に関しては様々な憶測が流れ賛否両論色々な意見が出たようです。
その約3年半後ガガーリンが有人宇宙飛行に成功します。
人類もまだ見ぬ宇宙を最初に見たライカ犬”クドリャフカ”。
その記憶が彼女の最後の思い出となってしまいました。
とても悲しく切ない話。
そんな彼女をオマージュして造ったワイン
ピエール・メナールの”LAIKA”