コッレサンマッシモ メーノ ロッソ2022
(meno=色が少ない)という意味合いのロゼ、土地の言い方であればチェラスオーロ ダブルッツォ。上記の通り、高い熟度と酸が共存し た 2022。
フレッシュでストレートな酸と厚みのある果実、、そして何よりしっかりと芯のある甘いタンニン。単なるロザートではない「チェラスオ ーロ」たる味わいに嬉しくなります。近年で起きた変化といえば、、少しずつ収穫量も増えているので、もう一つトルキオ(圧搾機)を買ったそう ですが、こちらも手動&小さいものでした、、汗。
「電動は使ったことないから、絞る感じや強さがわからないから、、、。
これでも 1 つ増えたか ら今までよりも格段に効率よくなったんだ!」そう喜ぶエンリーコ、、。
このマイペースさがエンリーコらしいのですが。今までよりもプレスが早く終わるようになったことで、今回新しい試みを始めた彼。色素やタンニンを抽出しすぎないように、プレスはソフト で時間をかけていました。
ただ絞り終えたヴィナッチャにはまだモストも残っている状態、、、。「このヴィナッチャをそのままタンクに戻して、再び醗酵が進むのを待って、改めて強い力で プレスする。
色も濃い(もう赤ワインのよう)けど、メーノロッソには感じられない複雑さや骨組みを感じたんだ」、そう話す彼。今回の 2022 にはこの再プレスしたモストを少し加えていると いいます(残りは別のワインに、、、)。
すべてがその影響とは言い切れませんが、これまでのメーノロッソと比較しても、軽やかさや飲み心地だけではない厚みや複雑さ、奥行きを感じま す。優しくも存在感のある魅力的なチェラスオーロです!
イタリア モンテプルチアーノ ロゼ
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