長年のボルドーの様々なシャトーで責任者としてワインを作り、オーストラリアやアメリカでの醸造経験もあるギヨーム、森に囲まれ家とセラがブドウ畑の中心にあり、丘の上と言う条件を満たした場所を、ヤスコと共に2017年に取得。同時にビオ、ビオディナミへ転向。石灰岩盤にシレックス、泥灰土などの土壌で、区画毎に味わいの異なるブドウが育つ。カエルや魚が泳ぐ池には鴨や野鳥が飛来し、野生のプルーンやサクランボ、栗など様々な木々の茂る林には猪や鹿、キツネにウサギが行き来する。土壌の微生物から天体の動きまでを観察するような、畑と周辺の調和の取れた環境でのワインづくり。草を刈るのはトラクターではなく羊、ソラマメやウマゴヤシ、ダイコンなどを畝に緑肥として育てる。無耕起、無肥料。畑と周辺の生物、植物の調和また気候変動に対応するため、畑周辺に生け垣、ブドウと共に果樹を植え、病気に強くアルコールが高くならない古来種のブドウが新たに植えられる。実直で真面目なギヨーム、実はパンク精神の塊。冷静で穏やかに見えるヤスコ、実はパッションの塊。プレ・ヴェールはフランス語で緑の草原という意味。緑あふれ生き生きとしたこの地で、二人が作り出すワインを味わってください。
フランス 南西地方 ベルジュラック ロゼ泡
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