ぶどうといきる
山形県産デラウェア100%
●ぶどうについて
山形市本沢地区の若者たちが、故郷のぶどう畑の風景を残したいと、跡継ぎのいない畑を受け継いだり、高齢農家さんの畑を手伝うことでワイン用ぶどうを栽培。平日はそれぞれのお仕事をしつつ、仕事の前後や休日に心を込めて畑を手入れされています。
23 年のぶどうが天候の影響で酸が本当に少ない年でしたが、24 年は同じように猛暑ではありましたがきれいな酸が残りつつ完熟まで持っていってもらうことができました。
収穫前に畑に伺い、熟度と酸のバランスが良いぶどうを届けていただきました。
●ワインについて
ぶどうと活きるのデラウェアとのお付き合いが長くなればなるほど、そのキャラクターの魅力を最大限にワインにして皆さんのもとに届けたいという気持ちが強くなってきました。
このぶどうの特徴はデラウェアの香りと味わいの力強さ、アルコール発酵が終わった後もきれいに変化していく果実味、私はそう捉えています。
1 トンいただいたうちの500キロをダイレクトプレスして白、残りをマセラシオンカルボニックでオレンジとして仕込みました。
これは果汁と果皮からの抽出をし、このぶどうの全てのキャラクターを余すところなくワインにしたいという想いからです。
今回はこれを初の試みで3か月間木樽に入れて熟成をしました。1月頃のボトリングを想定しその時期までにきれいな酸の円みや凝縮感を出すのが目的でした。
出来上がったワインは山形のデラウェアらしい甘やかな香りに、シャキッとしたパイナップルやココナッツのようなトロピカルさに加え和柑橘のようなニュアンスも。
味わいはMC由来の柑橘系のほろ苦さや複雑味と白の造りからくるすっきりとした酸とグリーンのハーバル感、余韻にはこの品種らしい果実味が広がります。
※店舗在庫と連動している為、在庫確認の返信をもってご注文は確定とさせて頂きます。
予めご了承下さい。