ダニエーレ・ピッチニン(ムーニ) / カリペ・2020
ワイナリー創業時に土壌、気候が合っていると感じて標高550mの畑に植えられたピノ ネーロ。2019以降のピノ ネーロは、圧搾前にフリーランで出てきたワインのみをボトリングする選択をしている。その出来栄えにダニエーレ自身が確証のようなものを得たのか、2020ヴィンテージより「Kalipe'(カリペ)」の名前でリリースされることになった。 カリペは、ヒマラヤ山麓に暮らすシェルパが山へ歩みを進めようとしている人に対して使う言葉で、“着実な一歩”を指す。ブドウが植えられたことのない区画にその土地の伝統と何のゆかりもない品種であるピノ ネーロを植えたことに対し、急いて結果を求めぬようにと自戒の意味が込められている。 彼が植えているブドウの中でヘクタールあたりの収穫量が最も少なく、恐ろしく凝縮したブドウから生産されている。木製の開放醗酵槽で30日間マセレーションとアルコール醗酵を行い、圧搾後2000リットルの大樽にて醗酵の続きと熟成を10か月間行う。
イタリア・ヴェネト 赤 ピノネーロ
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