ラロク・ダンタン / ニグリンヌ 2022
アペラション:IGP Cote du Lot コトー・デュ・ロット 赤 栽培面積:3 ヘクタール 植樹比率:8600~9200 本/ヘクタール 土壌:キンメリッジ階の石灰砂利土壌 栽培:生物多様性とテロワールを尊重したビオロジックを創業時より実践。2022 年に認証を取得。今後完全なビオディナミに移行する予定。ブレンド比率:カベルネ・フラン 30%、マルベック 28% 、コット・ア・ピエ・ルージュ 21%、プリュヌラール 10%、ネグレット 10%、ジュランソン・ノワール 1%ドメーヌの畑に植樹したブドウ木は、全て他のドメーヌのセレクション・マッサルに由来するもの。マルベックはクロ トリゲディーナとシャトー・カロンから、カベルネ・フランはクロ・ルジャールから、プリュヌラールはガイヤックのドメーヌ・プラジョルから、コット・ア・ピエ・ルージュはラ・グランジュ・ティフェーヌから、ネグレットはシャトー・プレザンスから譲り受けたもの。醸造:4~5 日違いで手摘みで収穫した異なる品種のブドウを全てアッサンブラージュしてセメントタンクで野生酵母のみで一緒に発酵。発酵終了後、古樽に移し、マロ発酵とシュール・リーの状態で熟成。醸造添加物は一切加えずに醸造。無清澄で瓶詰め。SO2 は瓶詰め時に必要最小限のみ添加。2022 ヴィンテージの収穫日は 9 月 20~23 日。総生産量は 4,159 本+マグナム 200 本。2024年 2 月時点の SO2 トータルは 34mg/l。アルコール度数 12 度。ドメーヌによる 2021 ヴィンテージのコメント:冷涼だった 2021 年とは対照的に、2022 年は熱波と干ばつが特徴的な年でした。ブドウの木がこのジェットコースターのような気候に適応するのは簡単ではありませんでしたが、病気の圧力は非常に低く、火傷を免れたブドウは素晴らしい健康状態でした。タンニンは細かく、ベルベットのようで、果実は非常に歯ごたえがあり、キンメリジャンを思わせるねっとりとした口当たりがあります。テロワールの表現がヴィンテージを支配している素晴らしいフレッシュ感が備わっています。
* Nigrine ニグリンヌとは、フランス語で地中に存在するミネラル成分の一種の名称です。* Plunerad プリュヌラールは、マルベックの父とされている品種で、マグドレーヌ・デ・シャラントと交配してマルベックが誕生したと言われています。ガイヤック地方では今も栽培されている地場品種です。
フランス 南西地方 カオール. カベルネ・フラン 30%、マルベック 28% 、コット・ア・ピエ・ルージュ 21%、プリュヌラール 10%、ネグレット 10%、ジュランソン・ノワール 1% 赤