マルク・ペノ / トレーズィ・エム・ウェール・2019
ムロン ド ブルゴーニュをマセラシオンさせたキュヴェ。収穫した葡萄を一晩掛けてゆっくりとプレスした果汁を除外した最後のジュース(プレス開始から13時間後)を使用する事から、この名称が付きました。 いかにもオレンジワインらしい、濁りのある濃い飴色の外観。黄色系の花の様なフローラルさと、白桃やグレープフルーツと言った酸と濃厚な果実を併せ持つ香りに溢れます。 徐々にピーチネクターやメロン、中近東系のドライスパイスと言った、ギュッと目の詰まった複雑な香りも膨らみますが、鼻に抜ける爽やかさも感じられる、爽快感を併せ持った素晴らしい香り。 味わいは、2018vtより果実感が強く感じられますが、酸やミネラルの構成がしっかりと感じられるため、ダレた味わいになっていません。 2018vtよりマセラシオンが長めに取られている為か、しっかりとした強固な酒質でしたが、タンニン分は長い瓶熟成で、丸みを帯び、親しみを感じる味わいに変化しています。 様々なエキスが抽出された味も香りも力強いワインでありながら、洗練された余韻を感じられるワインに仕上がっています。 非常に幅広い料理と合わせることが可能で、スパイスの効いた東南アジアや中華料理、もしくはクスクスなどと合わせることもできます。
フランス・ロワール ムロン ド ブルゴーニュ(ミュスカデ)
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