フィリップ・パカレ シャンボール・ミュジニー 1er レ・サンティエ 2022
2022年ヴィンテージの収穫は8月28日に始まり、9月9日に終了。
芽吹きは4月20日頃で、霜はなく、ブドウの樹のサイクルの始まりは、かなり乾燥した晴天に恵まれた。
なお、開花は5月26日頃。
この乾燥した年は、3回の熱波(合計22日間)と3回の短い雨に見舞われた。
3回の短い雨は、決して悲観する物ではなく、ブドウの木と夏の収穫にとって恵みの雨だった。
2022年の成熟というシンプルな視点で見ると、生育が非常に早かったため、このヴィンテージは2007年、2011年、2018年に近い印象であった。
一方、仕上がったワインの出来、味わいは2019年により近い印象。
2021年は、4月の壊滅的な霜害のために収量が非常に少なかったが、2022年の収量はかなり満足のいくものだった。
2022年の収量は満足のいくもので、2017年と2018年に近い収量であった。
*赤ワインについて
赤ワインについては、果粒は非常に良好だった。潜在アルコール度数は13°。
タンニンは熟成とともに丸みを帯びてくるが、何よりも品質を左右するのはワイナリーでのブドウの扱いである。手作業による直接桶詰めは、房の完全性を保つために不可欠であると考えている。
全房で5日間のマセラシオンの後、約15日間の発酵。
マセラシオンを穏やかに長く行うため、1日1回確認するようにした。
梗で作業することで、温度調節の必要がなく、自然に温度管理ができ、発酵温度は17度から31度で、土着酵母がよく働くようにした。
魅力的なルビー色、上質なアロマ、肉付きがよく骨格のしっかりしたワインがすでにこのヴィンテージを特徴づけている。
フランス ブルゴーニュ ピノ・ノワール 赤
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