Pierre Boyat / Vin de France Pure Laine 2017

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ピエール・ボワヤ / ピュア・レヌ ・2017

「ワイン造りに携わり続けた40年間。 私ピエール・ボワヤは1960年に生まれ、現在53歳。
  当時マコンのレーヌ村に5haの畑を借りたばかりだった父と、13歳の頃からブドウ畑での仕事を始めてから40年になります。畑は丘の急斜面にあり、耕作の大変難しい場所でした。1977年、17歳の頃には家族を手伝うため、一週間学校に通っては、2週間畑仕事に従事する生活をしていました。借りた畑で生計を立てるということは、将来性に乏しい厳しいもので、新たに4年の月日をかけて2haのブドウの木を植えました。飼っていた牛や豚が、良い畜産物や土壌を改良する堆肥をもたらしてくれました。耕作には、トゥルイユと呼ばれる手押し耕作機や、いくつかの区画では背の高いアンジャンブーと呼ばれるトラクター(enjamberアンジャンブーは、フランス語で「跨ぐ」という意味)を利用していました。1980年、私は全教育課程を修了し、経営者の一員として、父と同等に仕事をするようになりました。この時代は、植物の伝染病予防の概念と共に除草剤が登場し、そうした技術の改革によって仕事が楽になる一方で、人体の健康への危険性はますます増していきました。1986年、私が26歳の時に父が引退し、私はドメーヌを引き継ぎました。造ったワインは、バルクワインとして、全てワイン商の手に渡りました。当時ボージョレ・ヌーヴォーは大変良く売れました。醸造添加物は、「販売できるに足る品質のワインをいち早く造れる」という奇跡を作り出しました。そんな時代の中で私は、沢山の添加物を加え、ワイン商の要望に応えるだけのワイン造りにうんざりし、歓びを感じなくなっていました。2006年、私は父から引き継いだ7haの全ての畑を手放し、新たに2haの小さな畑を購入することを決意しました。 自身のワインに磨きをかけ、ビン詰めして自分のラベルでワインを販売するために、その2haの畑作りに没頭することにしたのです。この頃、私はビオのブドウ栽培者であるフィリップ・ジャンボン氏と出会い、親しくなりました。彼は私に特にブドウの木を植える作業について、熱心にアドバイスをくれました。 私は、フィリップ・ジャンボンの生きた畑を見て、その土壌の組成や構造に触れて、これからのワイン造りへのひらめきを得たのです。その時から私はビオロジック農法によってブドウ畑を造り、2008年には、無添加栽培をすることを決めました。この2年間で、私は失った40年間を取り戻したのです。この方向転換に後悔はありません。型どおりの(添加物入り)ワインをますます飲めなくなってきて、今やヴァン・ナチュールのファンになっています。 」(蔵元インタビューより)

フランス ブルゴーニュ(ボジョレー) オレンジ シャルドネ  


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